超実践株式投資のプロ技
高野譲さんの書かれた本です。
著者は、証券トレーダー。個人投資家10年と機関投資家10年の経歴を持つ。現在は独立し投資関連事業を法人化、アジアインベスターズ代表
メモ
日経平均など指数には騙しのような上げ方が存在する
寄与度(変動あり)
①ファーストリテイリング
②東京エレクトロン
③ソフトバンクグループ
④KDDI
⑤ファナック
裏を返せば、これら寄与度の高い株式を操ることで、所属する株価指数の値を操作できてしまう。
実際に相場では、機関投資家が死にもの狂いで値がさ株を買って、指数を吊り上げるケースが目立っている
例)日経平均が2万円の大台に達する場面(2015.4)では値がさ株しか動いておらず、その後20,900円まで上昇させるに至ってはファーストリテイリングしか上昇していない。
まるで目標を達成するために利用されたような形。参入には慎重に。
株式を中長期保有する投資家に先物ミニでの保険が有効
トレード中、直近高値のことしか頭にない株式ディーラーは多く、必ずといっていいほど高値ブレイクで買いが入る。機械仕掛けのようにこれを何度も一貫してこなすのがプロトレーダーである。
ポイント
株式ディーラーは大玉で高値を買ってくる
直近高値を買い逃したら次のチャンスまで手を出さない。
直近高値と同価格かもしくは少し超えた価格で買うことが順張りトレードのやり方
そのルールに銘柄選びの条件である「月足チャート」で上昇トレンドの銘柄を選ぶを加える
株式ディーラーのプロの現場で叩きこまれる指導=高く寄る銘柄を買う
→買い方の勢いが売り方より勝っているという考え方
ディーラーのワンショット 2000万円~5億円
その資金量を最大に生かす場面は決まって節目。節目にある邪魔な売り物を取っ払うのがディーラーのトレードの一切
株式ディーラーが買ってくる条件
「節目」+「節目の板の厚さ」
節目に該当する価格 キリのいい数字、当日高値、前日高値、年初来高値
節目では、売り方が節目の大きな売り物を盾に空売りを仕掛けている。その盾を株式ディーラーが取っ払ってしまうと一斉に売り方の買い戻しが発生し株価が上昇する
金曜日に要注意
金曜日に収支が伸びない理由
単純に投資家の売り物=株式の決済の数が多く、株価が下落しやすい曜日
土日は休場でどんな事件や災害が起こっても取引きできない
リスク回避のためにトレーダーの大半はポジションを空にする傾向
このような需給の偏りが顕著になるのが後場
日次のデータを付けることで苦手な曜日が見えてくる
私が初心者ならば50万円の資金でいくら儲かっても最低2年は続ける
口座残高を一定額にする
感想
個人も、証券トレーダーの経験がいろいろと書かれており、参考になる点が多かった。
そのため、メモも多くなった。
書かれていたことを検証していこうと思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません