不滅の株式投資術 京大親子が半世紀にわたって実践！
今泉克也さんの書かれた本です。
著者のトレードスタイル
優良銘柄を安いときに買い、上がった時に売る
2年、3年、4年・・・7年と長期の投資である。
メモ
父 900万円を元手に生涯をかけ5,000万円に
優良銘柄を安いときに買い、上がった時に売る
徹底した逆張り取引
数十万円単位の利益を重ねる
2013年だけで利確分と含み益を合わせて約600万円の利益
本書で提示している銘柄なら損切りの必要がない
優良銘柄はいったん下がっても不思議とモリモリと再浮上してくる：本書の神髄
何十年も日本経済を牽引してきた
簡単に倒産しない
誰もが見放したとき＝買い時
決算下方修正
市場予想を下回る
証券会社が目標株価を下げた
新製品の開発中止
買いのタイミングは週足・月足でつかむ
上下動：振動
振幅の底当たりが買い時
振動が確認できない→手をださない
テクニカルは一切参考にしていない：勘とセンス
だいたい買付金額が100万円ていどになる単位で取引
決算発表とは無関係
塩漬け株を保有中
2007年頃に父が結構な高値で買ってしまった株
出版されたのは2014年なので、7年保有していることになる
トレード事例
2011.9 旭化成 2000株 500円付近で買い
2013.3 620円で売却
税金を引いても20万円以上の利益
2007.12 大日本スクリーン 3000株 600円で買い
2011.1 720円で売却
2009.3には109円（82％）の下げを経験
ざっと320,000円の利益
2003.2 三井住友FG 1000株 3000円
2005.12 12000円で売却
2003.4には1620円の下げを経験
税引き後800万円以上の利益
父から受け継いだ銘柄
週足の方が振動を確認しやすいものもあれば、月足の方が振動を確認しやすいものもある
大日本スクリーン 7735
住友電気工業 5802
ツガミ 6101
旭化成 3407
トヨタ自動車 7203
三井住友FG 8316
パナソニック 6752
富士通 6702
村田製作所 6981
ジーエス・ユアサ 6674
オムロン 6645
シャープ 6753
三菱電機 6503
協和発酵キリン 4151
住友化学 4005
日本板硝子 5202
Jフロントリテイリング 3086
感想
特別ノウハウと呼べるものはなかった。
長期で見ればこの方法でも利益は出ると思うが、リターンが十分かというと・・・。